てなわけで、またブログの存在を忘れかけてたので
久しぶりに更新しとく。

遥か昔、献血をした際に骨髄バンクの登録をして
その後10数年経ち、日本骨髄バンクからたまに届くDMで 
登録していたことを思い出す程に忘れている。

それが先日、日本骨髄バンクからオレンジ色の封筒が届いた。

P1010033_475-s


中にはドナー候補になった事を知らせる紙と
返送用の問診票、小冊子などが同封されていた。

 また、今回の対象は海外在住の方です。
と書かれている。

ドナー登録をして10数年で一度もお声が掛からず
ほとんど適合することって無いんだな~
なんて思ってたが、調べてみると頻繁に適合する人は
するようで、10数年も適合しない人は珍しいみたいだ。

それがまた外国からのオファーってのも気になる・・・
だが、封筒の中の紙にはどこの国とは書かれていない。
非常に気になる。

まあ、適合してしまったからには
色々と調べて見る必要がある。
本来はドナー登録する前に調べてから登録する方が良いと思うがw

人の命に関わる事柄だけに、深く考えずに
登録してしまった事を少し後悔した。
 
調べてみると色々と疑問やら不服な点が上がってくる。
骨髄バンクの在り方にも不服が有る
所詮天下り団体よね~って事柄がネットで調べると
わんさか出てくる。
金の使い方間違ってやしませんか?などなど

また、ドナー側は各方面から相当な負担を強いられる。

まず、血液検査と説明を受ける為に
病院へ行かなければならない。
これは骨髄バンクからのオレンジ封筒に
指定病院の一覧から選ぶことになる。


もちろん病院へ行く日は

平日の昼間

普通の会社員にはまず無理な時間帯。
仕事を休んで病院へ行くにしても

無給

骨髄バンクからは何の保障も出ない。
出るのは交通費のみ。


また、血液検査に合格してドナーに選ばれた場合
更に最終同意と言うミーティングをしに
病院へ行かなくてはならない。
しかもこの最終同意には親族などの同行が必要になる。
何故かと言うと親族の同意書が必要になる。

自分だけならまだしも、身内にまでご足労を願わなければならない・・・
ボランティアは自己満足だと自分は思うが、自分以外にまで
迷惑をかけるのには正直気が引ける・・・。
だがこれは絶対に誰かしらの同意が必要なので避けられない。


次は体の負担。
まあこれは仕方がない事なので不満は無い。
腰辺りにぶっとい針を数箇所刺されて
ちょっと痛い思いをする。
それに伴い4日ほど入院を強いられる。

更にそれに伴いもちろん仕事を休まねばならない。

無給

その間の保証は骨髄バンク側からは一切ない。


こういう事から

究極のボランティア

なんて呼ばれているらしい・・・w


まあ、これだけの悪条件で体に無数の穴を開けられるって
進んでやる人は限られてくるわな・・・

こんな事で、オレンジ封筒オファーが来る段階で
返信をせずにドロップアウト

更に血液検査で落ちる、なんて事で
最終的にドナー提供するまでたどり着ける人は
極わずからしい。

まあ、今回は殆ど内容を知らないで登録した俺が悪いって事で
やれる所までやってみよう。
なにせ人の命が助かるかもしれないからな。


てなわけで、次回の記事は血液検査編になると思われる。

※無給と書いたが、実は自治体によりサポート体制が有ったりする。
残念ながら当方東京都では稲城市だけが奨励金が支給されている。
ドナー提供者に対して1日2万円
ドナーが従事する事業所に1日1万円
が支給されたりする。
 
我が市では何も支給されることはない・・・w
埼玉県なんかは結構こういう制度が進んでいたりする。
 でも本来は骨髄バンク側が何かしらのサポートをすべきだよな・・・
宣伝に金かけても、実態がこれじゃ
ドナー登録しても登録だけで終わっちゃうでしょ。
本末転倒な気がするが。